契約までの流れ

申込・入居審査・重要事項説明

理想の物件が決まったら、入居に向けた手続きを進めていきます。
ここでは、申込から重要事項説明までの流れを解説します。

申込手続き
まずは、 入居申込書の記入と必要書類の提出 を行います。
入居申込書は審査に使用される重要な書類のため、正確な情報を記載することが大切です。

必要書類
  • 本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)
  • 収入証明書類(必要に応じて)
  • 連帯保証人情報(後述)

審査は早ければ2〜3日程度で完了しますが、余裕を持って1週間程度は見ておくと、その後の契約や引越し準備もスムーズに進められます。

連帯保証人について
申込時に最も注意すべきなのが、 連帯保証人の事前承諾 です。
保証人をお願いする方には、事前にしっかり相談しておきましょう。

事前に承諾を得ずに申込を進めると、後々トラブルになる可能性があります。
住所や勤務先など、必要な情報も合わせて確認しておくと安心です。

重要事項説明
入居審査に通過したら、次は重要事項説明を受けます。
重要事項説明では、建物の構造や契約条件、入居に関する注意点などを宅地建物取引士から説明してもらいます。

契約内容に不明点があれば、その場で必ず質問しましょう。
曖昧なまま進めると、後々トラブルの原因になることもあるため、疑問点は解消しておくことをおすすめします。

オンラインでの重要事項説明も可能
これまで重要事項説明は対面での実施が義務付けられていましたが、
2017年10月の法改正により、 ビデオ通話を使ったオンラインでの説明も可能 になりました。

遠方にお住まいの方や来店が難しい方には、オンラインでの重要事項説明が便利です。

このステップをしっかり踏むことで、トラブルを防ぎ、安心して契約を進めることができます。

2. 契約・入居準備・契約書署名・鍵の受け取り

入居審査が完了したら、いよいよ契約手続きと入居準備です。
ここでは、契約から鍵の受け取りまでの流れを解説します。

契約・入居の準備
契約時には、必要書類や初期費用の準備が必要になります。
特に「住民票」や「印鑑証明書」などは平日でないと取得できないことが多いため、 余裕を持って早めに準備 しておきましょう。

必要書類
  • 必要書類の取得(住民票、印鑑証明など)
  • 初期費用の入金(期日を必ず確認)
  • 引越しの準備(引越し業者の手配、荷造り)
  • ライフラインの手続き
    現住居の電気・ガス・水道の解約と、新居での開栓予約は早めに進めておくと安心です。
契約書の署名・捺印
契約書は、署名・捺印を行う前に 必ず内容を細かく確認 しましょう。
不明点があればその場で担当者に質問し、納得してから手続きを進めることが大切です。

契約者本人の署名・捺印が必要です。

連帯保証人が必要な場合は、その方の署名・捺印も必要になることがあります。
連帯保証人が遠方の場合は、書類を郵送して署名・捺印後に返送してもらうケースも多いため、スケジュールには余裕を持ちましょう。

「連帯保証人を頼みにくい」という方は、 保証人不要物件家賃保証サービス を活用する方法もありますので、お気軽にご相談ください。

鍵の受け取り
すべての契約手続きと入金が完了したら、契約日に不動産会社で鍵を受け取ります。
これで入居までの手続きは完了です。

注意
契約書や必要書類に不備があると、引越し当日に鍵を受け取れないことがあります。
提出期限や入金期日は必ず守り、余裕を持ったスケジュールで準備しましょう。